新型ウツの人は「私」の意識が強く、そのため周囲に責任転嫁してしまう他罰的傾向が強くなるとも言えます。視野が「私」に偏って「公」が入ってこないのです。その点、ウツ病の人は客観的にものごとを見られる傾向があり、「公」ということを強く意識するのです。
うつ病は精神疾患の一つで、現代人に多く見られている病気です。憂うつ感や不安感などの気分の落ち込みが代表的な症状ですが、その他にもイライラしたり、食欲がなくなったり、睡眠障害になってしまうこともあります。
うつ病は進行すると仕事もまともにできなくなますし、学校に行くこともできなくなってしまいます。ひどい場合は普段通りの生活も送れなくなってしまいますので、うつ病は早めに対処をすることが大切です。
そのように他人の目に敏感であるゆえに、自分がウツ病であるということをなかなか認めようとしないのです。
ですから、治療では本人の認めたくないという意識をほぐしていくことからやっていかなければならないこともままあるわけです。そういう面が強いため、ウツ病の人は、いきなり「私はウツです」と言って診察の門を叩くことは意外と少ないのです。
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